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MEMBER #04

「まだ、ベストじゃない」という疑問を
ものづくりの、伸びしろに。

生産管理 / 2007年入社

調整役として描く、ものづくりのシナリオ。
心がけているのは、いつも笑顔で、少しだけ図太く。

納期の達成を目指しながら、しっかりと品質も守り、原価も低減化していく。ものづくりに大切な3つの工程の管理は任されています。お客様の期待に応えようとがんばる営業と、限られた時間でベストを尽くす、工場内の設計や製造、購買。私の仕事はその間に立つ調整役として、ものづくりのシナリオを描き出す感じです。受注前には、対応可能な納期をお客様に約束するために。受注後は、想定外の事態が発生しても、ものづくり現場の情報をいち早く集約し、納期への影響を最小限にする最善策を選択するために。お客様と営業、設計や製造、購買の誰もが納得し、「何とかしよう、できる!」と、ポジティブに動き出せるようにしたい、といつも考えています。笑顔で接することも、心がけています。納期の調整は、実は人と人の調整だと思っています。互いの想いや情報を、いかにうまく引き出せるか。最初は気後れもしましたが伝えるべきことは伝えなきゃ、と少しだけ図太さも必要だと思い、段々と身についてきました。

カワタのものづくりが何をどこまでできるのか。
疑問に思うことは一つずつ、
すっきりさせていきたい

工程管理や原価管理とともに、生産計画の立案も生産管理部門の大事なミッションです。計画に必要な売上実績の資料作成やデータの分析も、任されるようになりました。製品機器が何台売れて、どれだけの原価比率なのか。過去の資料を引用して最新の情報にアップデートするのはもちろん、どのデータを使えばいいか、どうすれば的確でわかりやすい資料をつくれるかも、自分なりに工夫を凝らしています。少し大げさに言えば、生産計画は、ものづくりメーカーであるカワタが何を、どこまでできるのか、という目標を定めること。そのために日々、できること、できないことの理由を明確にできれば、と考えています。私自身が「まだ、ベストじゃない」「もっと、できるはず」と疑問に感じることは、社員のみんなも同じだと思います。だからこれからも、疑問を一つずつなくして自分も会社もすっきりさせていきます。

ワタシの“解決”エピソード

生産管理はお客様と直接、交渉することはありませんし、自ら設計したり機器をつくったりすることもありません。何かできるとすればいつも間接的なので、「もの凄く、がんばった!」という実感はやや控えめかもしれませんね。でも例えば、短納期の要望にどう応えるのか、見積もりや仕様決め、ものづくりや検査、出荷まで、どの工程に「調整しろ」があるかを判断するのは、とてもやりがいを感じます。それは営業や設計、購買、製造など、それぞれの現場に立つ社員の「ガンバリしろ」を見つけることですし、全社的に見れば、カワタの「伸びしろ」になるからです。みんなのガンバリをムダにせずに目標を達成し、お互いに「ありがとう!」と言い合えるのが、何より嬉しい瞬間です。

1DAY
SCHEDULE

9:00
出社・工程調整

同じ三田工場内にいる設計や購買、製造の現場へ、よく足を運びます。互いに納得し合える調整には、顔が見えるコミュニケーションが大事です。

12:00
昼食

社内に食堂があって、お弁当を注文する人も多いですね。私は手づくり弁当を持参して、休憩室でみんなと一緒に、おいしく楽しい時間を過ごしています。

13:00
資料作成

各部門に納期を確認する資料は必ず、必ず大きめの「目玉クリップ」で止めています。
かさばって目立つので、すぐに処理してもらえるようにする工夫です。今では必須アイテムです。

16:00
工程調整、納期回答
17:30以降
退社

MY REASON

四国出身で、最初は地元での就職が希望でしたが、大学の教授から「いい会社だから一度、行ってこい」と紹介されました。その出会いに始まって今に至っています。いい会社、の意味は入社後、すぐに実感するようになりました。たくさんありますが、特に、「こういうことがやりたい」と自分の意見を主張しやすいところが気に入っています。それって大事なことですし、いい社風としてしっかりと根づいています。

これからチャレンジしたいこと

受注前の納期回答を早くして、受注の早期化につなげることです。ものづくりの各工程や製品機器にもっと詳しくなれば、ある程度は私の段階で納期を想定して回答できるようになります。難しいのは承知のうえですが、少しでもそういう存在に近づいていけたらと思っています。もう一つ、全社的な受注機器のトレンドを、システムで見える化することにもチャレンジしたいですね。数値だけでなくグラフ化もして、どの工程でも「カワタのものづくりの今」がわかるようにすれば、繁忙期に向けた準備や事前調整をしていこうという想像力が生まれ、より良いものづくりの創造性も高まると思うからです。システム部門に提案書を出すゴーサインはすでに上司から得ているので、持ち前の調整力を活かしてぜひ、実現していきたいですね。

新しい価値を、
キミの手で。

業界トップクラスの技術開発力と
やりがいのある業務で、活躍してください。