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名古屋プラスチック工業展、カワタ出展機概要

2012.09.20

 省エネルギー、特に節電技術に対する対応は待ったなしで、原発事故をきっかけに更に節電要求が高まりました。

当社は2008年11月に開催されたIPF(国際プラスチックフェア)で新たな環境保全活動「ChallengeCES(セス)」(お求め安い価格、省エネ、省スペース)を紹介し、様々な「ChallengeCES(セス)」に取り組んでまいりました。
本年10月開催の「名古屋プラスチック工業展」にはこれらCES(セス)を更に進化させた機器
水で最高温度180℃の「熱媒体循環装置」(商品名:ジャストサーモ)、省スペース一体型モデル「質量計量混合機」(商品名:オートカラー?)、さらに省エネタイプを更に省エネ「脱湿乾燥機」(商品名:チャレンジャー?)などを出展し、紹介いたします。

◎水で最高温度180℃「熱媒体循環装置」(商品名:ジャストサーモ)
TWF-05009HHDN/B-180℃

 水で180℃の高温装置を実現することで、以前は油でないと成形できなかったスーパーエンプラのレンズ成形においても、高い温度精度と高い熱伝達特性により、結果として媒体循環量を少なくすることができ、環境負荷低減と省エネに結びつけることができました。

特長

?10種類、37機種をラインアップ、豊富なオプションにより多用途で提案可能です。
 (例えばダイカスト用金型温調、プレス成形用金型の温調、射出成形用金型の温調、押出成形用ロール温調、混合機、反応釜などジャケット温調、Tダイバレルの温調など)
?高精度、均一温調で安定した良品が得られます。

◎省スペース一体型モデル「質量計量混合機」(商品名:オートカラー?)
ACA-50Z、ACA-100Z

 計量混合機に求められる原点は計ることと、混ぜること、それに操作性である。精度よく計り、均一に混ぜるのはもちろんのこと、装置内の材料歩留まりを無くするとともに、無駄な動作や時間を省き、極力操作性を向上すべく、シンプルに仕上げています。
 とりわけACA-Zシリーズは従来の分離型より70%の省スペースを実現しました。

特長
—計量機能—
?計量方式は高精度で且つ品質管理を行える「質量計量方式」を採用。
?計量ホッパは内部に部品がなく、瞬時に全量が排出可能な「角形ホッパ」を採用。
—混合機能—
?均一混合、全量排出。
?混合方式は撹拌効率のよい「バッチ混合方式」を採用。

◎省エネタイプを更に省エネ「脱湿乾燥機」(商品名:チャレンジャー?)
DFAシリーズ

 節電時代に対応すべく、比較的に消費電力の多い材料乾燥装置において、無駄な電気は使わないを追及し、『省エネタイプを更に省エネ』をオプション装備しました。

特長

当社の脱湿乾燥機<チャレンジャー?>DFAシリーズは吸着筒に新型コルゲート式ハニカムを搭載し、露点−40℃での高効率乾燥を行います。輸送機能を一体化したコンパクト。バリエーションは15kg〜300kg仕込みの8機種。熱交換機能(DFA-15Z〜100Z)や、乾燥ホッパをコーン部まで二重保温構造(標準)にするなど省エネタイプで、今回更に自動節電機能(待機中で35〜45%、連続運転時で10〜40%の節約)をオプションで装備しました。

ジャストサーモ オートカラー2
熱媒体循環装置「ジャストサーモ」 質量計量混合機「オートカラー?」

以上